虫歯治療

虫歯かな?と感じたら
早めに治療を受けましょう

虫歯のサインをちらとでも感じたら、苦手意識のある患者様でも安心して来院いただける各種工夫をしておりますので、ぜひ一度足をお運びください。早めの治療で賢く歯と付き合っていきましょう。

虫歯かな?と感じたら早めに治療を受けましょう

虫歯かな?と感じたら早めに治療を受けましょう

虫歯かな?と感じたら早めに治療を受けましょう

虫歯かな?と感じたら早めに治療を受けましょう

目次

痛くなく怖くない治療

痛くなく怖くない治療

歯科治療で過去に痛い思いをされ、歯科医院は「こわい」「痛い」そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。もりさき歯科クリニックではそんなイメージを払拭できるよう、痛みの少ない治療を心がけております。

例えば、治療中に痛みを感じないように麻酔を打ちますが、この麻酔の痛みを軽減するために先に「表面麻酔」をかけます。その上で注入する麻酔液を温め、体温に近づけることでなるべく痛みを少なくするような工夫をしております。さらに、電動注入器でゆっくり一律に注入することで、痛みがでにくくなります。麻酔のかけ方ひとつにも工夫の余地があるのです。

また、患者様一人ひとりのお話をじっくりと伺い、二人三脚で治療計画を立てることから始めます。インフォームドコンセント(説明と合意)を徹底し、治療についての詳細や治療の流れ、期間や費用についても分かりやすく丁寧にご説明します。どうぞ安心して当院へご相談ください。

虫歯の進行

虫歯菌は、お口の中に存在する食べカスなどに含まれる糖分をエサに、ネバネバした成分を出して歯の表面に付着します。そこでさらに糖分を分解しプラーク(歯垢)を形成、プラーク内部で「酸」を生産します。この「酸」が歯の成分(カルシウムやリン)を溶かしていくのが虫歯です。虫歯は進行状態によって5段階に分けられます。

虫歯の進行段階と治療法

※表は左右にスクロールして確認することができます。

進行段階 症状と治療法

レベル1
CO:初期の虫歯

レベル1CO:初期の虫歯

歯の表面のエナメル質が少し溶け始めて白く濁って見える状態です。黒ずんだり穴が開いたりする前の段階で、痛みなどの自覚症状はありません。

治療法:汚れを落とすことが基本です。フッ素塗布により歯の再石灰化を促し、歯みがき指導により適切なブラッシングを行えるようにします。

レベル2
C1:エナメル質の虫歯

レベル2C1:エナメル質の虫歯

エナメル質がさらに溶かされ穴が開き始めた状態です。まだ痛みはありません。

治療法:虫歯に汚染された部位を削り取り、レジン(歯科用プラスチック)またはインレー(詰め物)で補います。

レベル3
C2:象牙質の虫歯

レベル3C2:象牙質の虫歯

さらに内側の象牙質にまで虫歯の汚染が進んだ状態です。エナメル質よりやわらかく進行が早いので注意が必要です。冷たい物がしみるなどの症状が現れます。

治療法:虫歯に汚染された部位を除去して、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)を装着して補います。

レベル4
C3:神経に達した虫歯

レベル4C3:神経に達した虫歯

歯の中の神経にまで虫歯の汚染が進んだ状態です。何もしなくてもズキズキと痛みます。

治療法:神経が入っている細い管(根管)から神経を除去し、内部を消毒して薬剤で密閉する根管治療を行います。その上にクラウンを被せ歯の機能を補います。

レベル5
C4:歯根に達した虫歯

レベル5C4:歯根に達した虫歯

歯冠部分(歯の上の部分)がほとんど溶かされ、歯根だけが残っている状態です。神経が死んでおり痛みはいったんなくなりますが、歯根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。

治療法:ほとんどの場合抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯治療やインプラント治療などを行い歯の機能回復を図ります。

神経まで虫歯が達してしまった場合

神経まで虫歯が達してしまった場合

虫歯の汚染が神経まで達してしまった場合、何もしなくても歯がズキズキと痛んだり、冷たい物や甘いものがしみたり、歯ぐきを押すだけで痛んだりという症状が見受けられます。この場合、抜歯が必要になるケースもありますが、根管治療で治せることもあります。根管治療の根管とは、歯の内部にあり、神経や血管が入っている部分です。

根管治療では、まず虫歯に汚染された神経を除去し、歯の根の中をお掃除します。お掃除した部分にお薬をつめ、歯を補強するための土台(コア)を入れます。その後、削った土台の形を修正し、再び型を取り、部分的なかぶせ物を装着したら終了です。

根管は細くて複雑な構造をしているため、確実な処置のためには数回にわたり治療、検査を行う必要があります。痛みが和らいだり感じなくなったりしてくると、途中で治療を辞めてしまう方もいらっしゃいますが、そうすると虫歯の再発につながってしまいます。最後までしっかり通院し、治療を受けていただくようお願いいたします。

Pick Up!親知らず治療

Pick Up!親知らず治療

親しらずは智歯(ちし)とも呼ばれ、28本の永久歯が生えそろったあと、奥歯のさらに奥に生えてきます。全部で4本生える可能性がありますが、人によっては埋まったままだったり、横向きだったり、斜めに生えていたり、少しだけしか生えなかったりとさまざまです。

親知らずを抜いた方が良いのかどうか悩んでいる方も多いかと思います。ここでは、親知らずの抜歯に関する疑問にお答えします。

抜いた方が良い親知らず・抜かなくても良い親知らず

親知らずがまっすぐ生えていて、痛みなどをともなわず、歯みがきができ虫歯や歯周病にかかりにくい場合は、そのまま残しておいても問題ありません。しかし下記のような場合、親知らずを抜いた方が良いでしょう。

  • 痛みや腫れがある
  • 横向きに生えているために手前の歯をグイグイと押してしまっている
  • 歯並びに悪影響を与えてしまっている
  • 手前の歯の根っこを溶かしてしまっている
  • 含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)などの嚢胞や腫瘍の原因になっている

上記のような症状がなくとも、心配な場合はお気軽にご相談ください。

親知らずの抜歯は少なからず身体に負担がかかります。そのため、大学受験中や就職活動中、女性の場合は妊娠中や授乳中などの時期は、できれば避けたい処置です。

親知らずを放置するデメリット

横向きに生えていたり、埋まっていたりする親知らずを放置した場合、痛みや腫れが出てきたり歯並びが悪くなったりします。さらに手前の歯の根っこを溶かしてしまったり嚢胞や腫瘍の原因になったりするリスクもあります。

親知らずを自分で抜くべきか判断がつかない場合は、まずご相談ください。

親知らずの治療リスク

親知らずの抜歯には、いくつかの合併症を生じる可能性があります。

感覚麻痺

下顎の親知らずの抜歯の場合、親知らずの位置によっては下顎管という下顎を通っている管の中の太い神経(下歯槽神経)を傷つけてしまい、下唇に感覚麻痺が残る可能性があります。

鼻の穴とつながってしまう

上顎の親知らずの抜歯の場合、親知らずと上顎洞という鼻と繋がっている空洞の位置関係次第では、口の中と上顎洞がつながってしまう場合があります。 上顎洞とつながると、お口の中から鼻に水が漏れたり、上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)になったりする可能性があります。

このような合併症は、術者の経験によりリスクを下げることができますが、0%にはできません。当院では上記の合併症や上記以外の合併症についても、術前にリスクを十分に説明させていただいてから施術を行います。

親しらずの抜歯には放置するデメリットや治療リスクなどがあります。抜歯の必要性があるかどうかも含め、まずはお気軽にご相談ください。

トップへ戻る